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たびたびの質問大変申し訳ありません。 YA

2017/07/12 (Wed) 21:47:25

医療で酸素分圧を上げる場合
① 酸素濃度の”0.21”を上げる(酸素療法)
② 大気圧の”760”を上げる(高気圧酸素療法、民間では酸素カプセル)となります。
∵ 血中溶解酸素=0.003×PaO2[mmHg]
医療用酸素濃縮器(酸素療法)は、何らかの呼吸機能障害で、酸素のガス交換能が落ち、動脈血の酸素が低下し、末梢組織への酸素供給不足状態を高濃度の酸素を吸うことで改善することを目的としています。


と教えて頂きました

PaO2=(PB大気圧-47)×FlO2酸素濃度-PaCo2/0.8-AaDO2

の式から推測致しますと。PaO2を上げるには、
PBを上げる以外にFlO2酸素濃度を上げる事でも
上がり、∵ 血中溶解酸素=0.003×PaO2[mmHg]
血中溶解酸素も上がる事になるのではないかと考えています。

酸素カプセルの宣伝には、PBを上げない限り、血中溶解酸素
は上がらないとの記載を度々見かけます。
そうすると、医療用酸素濃縮器も酸素のガス交換能が落ち、動脈血の酸素が低下し、末梢組織への酸素供給不足状態を高濃度の酸素を吸うことで改善する効果しか無いとの結論になるのでしょうか? よろしく、お願いいたします。

Re: たびたびの質問大変申し訳ありません。 - 管理人

2017/07/15 (Sat) 02:24:03

YAさん、返信ありがとうございます

>酸素カプセルの宣伝には、PBを上げない限り、血中溶解酸素は上がらないとの記載を度々見かけます。

「PBを上げない限り」という記載は誤りだと感じます。
仰られている通り、FiO2を上げることで上昇しますので


>医療用酸素濃縮器も酸素のガス交換能が落ち、動脈血の酸素が低下し、末梢組織への酸素供給不足状態を高濃度の酸素を吸うことで改善する効果しか無いとの結論になるのでしょうか?

浅学ながら、私見ではそう考えております。

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